2013年5月、茶々丸は脂肪腫の摘出手術をしました。

ちょっと前のお話になりますが何故、脂肪腫ができたか。

今回はその原因をモルモットの権威であるH病院の医師のご意見を基に解説したいと思います。

1番の原因は…モルモットフードの選択ミス。
モルモットフードにはさまざまな種類が存在し、メーカによって配合されている原料やその量もいろいろ。アルファルファミールが主原料のタイプ、チモシーミールが主原料のタイプ、小麦粉が多く含まれるタイプ、トウモロコシや豆類がプレスして入っているタイプ…などです。アルファルファミールが主原料のタイプと小麦粉含有量が多いタイプは過食させると肥満の原因に。特に駄目なのはトウモロコシや豆類がゴロゴロ入っていること。それらには多くの脂質や糖質が含まれ、肥満だけでなく脂肪腫の1番の原因になる。茶々丸は小さいころペットショップに勧められたトウモロコシと豆類オンパレードのフードを2年ほど食べてしまっていた。
これが原因となって2歳を過ぎたあたりから腹部に大きいものから小さいものまで無数の脂肪腫ができました。手術の際(この時もH病院が休診中だったため手術は別の病院で受けました)には体力的と麻酔のリスクのことも考慮し、短い時間で摘出したのは3・4か所。どれも良性の脂肪腫だったので、温存した腫瘍も病理検査で良性だと判断され、そのまま現在もあります。これらがいずれ大きくなることがあれば摘出すべきなのですが、今のところ大丈夫そうなので安心しています。その一件から茶々丸とふたばには「モルモットセレクション」と「OXBOWケイビークイジーン」を与えるようになりました。両方とも食いつきがいいですが、ウチの子たちはクイジーンの方が好きみたいで(*^_^*)ふたばは白目をむいて真剣に食べています♪

また、脂肪腫は生まれつき出来やすい子とそうでない子に分かれるみたいです。茶々丸は体質的にできやすい子で+α不適切なフードの選択を飼い主がしてしまった。
これらが茶々丸の脂肪腫の原因となってしまったと理解しています。

たかが脂肪腫と思ってしまいがちですが…
脂肪腫→大きくなり破裂→細菌感染→抗生剤使用→衰弱→死 なんて最悪の経路を辿ってしまうかもしれない恐ろしい病気です。

この記事を読んでいただくことで、少しでも多くのモルちゃんがトウモロコシや豆類のせいで脂肪腫に苦しまないようにと…祈りながら書かせてもらいました。



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